分詞とは、動詞から派生した形容詞、副詞、名詞で、「~しつつある」「~し終わっている」「~しようとしている」の意味を示すものです。
分詞があらわすのは時制ではなく、相です。相とは、ある時点について、行為を行いつつあるか、すでに行ったか、未着手かを表現するものです。
同時に態(下記「受動分詞」で説明)も表現します。
動詞 | 相 | 分詞接尾辞 | 分詞形容詞 | 意味 |
---|---|---|---|---|
okazi 起こる・発生する | 継続相 | -ant- | okazanta | 起こっている |
完了相 | -int- | okazinta | 起こった | |
将然相 | -ont- | okazonta | まさに起ころうとしている、 やがて起こる |
分詞自体は品詞ではありません。分詞の具体的な品詞は、品詞語尾を -a, -e, -o に変えることにより、形容詞、副詞、名詞として使うことができます。
上記はすべて能動分詞ですが、受動(される)を示す分詞もあります。
動詞 | 相 | 分詞接尾辞 | 分詞形容詞 | 意味 |
---|---|---|---|---|
uzi 使う | 継続相 | -at- | uzata | 使われている |
完了相 | -it- | uzita | 使われた | |
将然相 | -ot- | uzota | まさに使われんとしている、 やがて使われる |
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