エスペラントの文は、動詞が中心になって成立します。文の中心となる動詞を述語と呼びます。名詞や形容詞は、動詞が必要とする場合に動詞が要求する形であらわれます。
日本語では、文の中心は動詞・形容詞・名詞のいずれかです。エスペラントで形容詞か名詞を文の中心にすることはできませんが、動詞 estas を中心とし、形容詞か名詞はこれに添えることで同じ意味になります。添える語を補語と呼びます。
Homo estas saĝa.
Homo parolas.
動詞には、する側とされる側のちがいを示すため、-n をつけた対格名詞を必要とするものがあります。動詞の行為をする側を主語と呼び、 -n なしとします。される側を目的語と呼び、 -n ありで区別します(一部の不変化の語は例外)。目的語を必要とする動詞を他動詞と呼び、そうでない動詞を自動詞と呼んで区別します。他動詞は A manĝas B-n. のような文になります。
Parto de animalo manĝas animalon.
動詞は多くが他動詞です。自動詞は数が限られています:よく使う自動詞一覧
他動詞と自動詞は意味によって区別できる場合もあれば、意外な自動詞もあります。自動詞一覧や辞書で時々確認する必要があります。
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